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 E-CO青年隊メンバーズフォーラムでは、活動している学生の生の声を掲載しています。楽しいこと、辛いこと、裏話などE-CO青年隊のメンバー交代で担当しています。
 ぜひ御覧ください。



vol.1 これから出前授業をしようと思っているあなたへ、コラムのような感想のようなもの。
vol.2 民営国民宿舎改革プロジェクトに参加して
vol.3 E-CO青年隊の活動を振り返って
vol.4 エコ隊隊長奮闘記
vol.5 あの頃とは違うとはっきり言える今の自分


 

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これから出前授業をしようと思っているあなたへ、
    コラムのような感想のようなもの。
 みなさまはじめまして。E-CO青年隊環境教育担当しています宮村です。学芸大大学院 に通っています、ワールドスクールのボランティアや他にも正統派NGOから天下り公益法人(環境の)などあっちこっちで活動しています。最初から何が言いたいかといいますと、あっちこっちに顔を出してつながりを持って欲しいと思うからです。世間は狭いです、あっちの知り合いとこっちの知り合いが知り合い同士なんてこともあるでしょう。せっかく学校現場に参加したいと思っているくらいのあなたですから、ぜひあっちこっちで知り合い作りをすべきだと思います。

 さて、出前では「学校」という極めて特殊な社会に出入りします。そうめったには参加できません。まずとっても幸せなことだと思いましょう。もちろん生徒のプライバシーや発言には十二分注意しなければなりません。しかし、それを除けばとっても楽しい活動です。また、学校の先生も特殊な職業ですので配慮が必要です。それはカルチャーショックにも近いですが、時には我慢も必要、ということで言葉をにごしておきます。体験すればわかります。
 こんな私ですから環境にかなり配慮した生活をしています(部屋で冷暖房を使わないとか、、、)。周りから変な目で見られることもあります。でも時に挫折しそうになります。もういいかとか、自分くらいとか思います。でも、出前授業をするなかで、子どもたちの地球を守りたいという熱い思いやまなざしを見ると、その度に思い直します。この子どもたちがこんなに真剣に考え、悩み、がんばっているんだから、自分にもきっとできる。そう思うことが何度もあります。目頭が熱くなってもその場では我慢しましょうね。

 最後ですが、コラムということなので、具体的なスキルなどは省略しました。子ども一人一人と向き合い、どう接すれば、その子が実現したいこと、伝えたいことをやれるようになるかを「自分で」考えてみてください。それも環境教育です。出前授業という名称ではありますが、何かを教えたい、知ってもらいたいと思ったことはありません。あくまで子どもの思うことをやってもらいたいし、その手伝いをしているだけです。あえていうならば、自分の思いや考えをもち、行動することがとても大事なことで、とても価値のあることだと「教えたい」とは思いますが。ぜひみなさんも積極的に出前授業に参加してみてください。やってみないと分からないことっていっぱいあると思います。
宮村連理
E-CO青年隊環境教育担当
東京学芸大学大学院


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民営国民宿舎改革プロジェクトに参加して
 民営国民宿舎改革プロジェクトは、損保ジャパン環境財団やNPO法人ETICの援助を受け昨年2月より活動をスタートしました。その一貫したテーマとなっていたのは「エコ宿舎」、つまり環境配慮型宿泊施設の達成を民営国民宿舎全体で目指そう、ということでした。首都圏在住の学生によるプロジェクトとして、これまで約10ヶ月の間、活動を展開してきました。プロジェクト結成の背景には、近年の長引く不況を受けて低迷を続ける民営国民宿舎の現状があります。

 そもそも民営国民宿舎グループは、「健全な経営と利用の促進を図り、自然とのふれあいを通じて国民の保健、休養の向上に寄与すること」を目的として(財)国立公園協会が民間の宿泊施設に対して指定をはじめたもので、公営の国民宿舎などの公共の施設とはちがって、国からの補助を一切うけない民間の宿泊施設の集合体として組織されています。かつては「安くて安心」というイメージが十分に普及していた民営国民宿舎グループでしたが、観光業界全体が冬の時代を迎え、大手ホテルも値段競争に参入したために、「民営国民宿舎」というネームバリューの低下は避け得ない現実となってしまいました。また、庶民の生活レベルの向上によって観光客が宿を選ぶ目が厳しくなったことも、民営国民宿舎の営業に追い討ちをかけるように作用しています。

 たとえば歯ブラシについて考えてみましょう。かつて民営国民宿舎は歯ブラシやタオルなどの宿泊に必要なアメニティグッズを一切置かず、布団のあげさげなどのサービスも一切しないかわりに、値段の安さを「ウリ」として営業していました。ところが、他のレベルの高い宿泊施設がこれ以上下がらないところまで値段を下げてしまった上に、あたりまえのようにアメニティグッズをそろえ布団の上げ下げなどのサービスを行うようになると、民営国民宿舎も意識的に同じレベルのサービスを行うようになりました。こうして、旅先での使い捨て歯ブラシはどこの宿泊施設においても当たり前に設置されている、という状態になりました。旅行者の「非日常への憧れ」は、「旅先での異文化への憧れ」から、
「旅先での贅沢さへの憧れ」へといつのまにかすりかわってしまい、目に見えない形で圧力となって宿泊業界全体に「サービスの向上」を強いたのです。1日に日本全体で何本の使い捨て歯ブラシが使われてゴミになっているのかについて正確なデータはありませんが、一つの宿からでるゴミだけでも相当な量があります。環境問題が意識化されるにあたって、歯ブラシなどを宿に持ち寄る人も増えてきましたがまだまだ数としては少数です。旅行者の意識が変わらない限り、ホテル側もサービスとしての歯ブラシの設置を取りやめることはできないのです。

 一方で、サービス競争が激化しても値段競争はやむことがなく繰り広げられ、観光地ではその競争に破れた宿泊施設が小型・大型を問わず倒産しています。そして、そのような施設の残骸たちが、バブル期の繁栄の影もなくあちらこちらにたたずんで周辺の景観を乱すことによって、さらに国内旅行の人気を落とす、という悪循環を生み出していることは言うまでもありません。こうして起こる悪循環は、私達が直接手を下しているわけではありませんが、日本の観光地における自然破壊・地域崩壊をもたらしているのです。

 国内旅行にあきた多くの旅行者の目は今、海外旅行に向いています。日本でおきていることがそのまま世界で繰り返されるとすればそれは恐ろしいことだと思います。「旅」で得ることのできる「非日常」は有限なものであってはなりません。将来にわたって多くの人が心のやすらぎを得る場として観光地が機能していくためには、これまでの旅のスタイルは考え直さねばならない時に来ているようです。

 このことは何も旅に限ることではないと思います。一人一人が生活の様々なシーンで「本当の豊かさとは何か」を考え直し不必要なものを取り払ってみる勇気が、環境問題解決に向かって行動をおこす上で大切な考え方の一つなのではないでしょうか。
田中多恵
エコホテル担当
慶応義塾大学


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E-CO青年隊の活動を振り返って
 はじめまして、こんにちは。東京学芸大学大学院出身の岸香織です。大学院では、環境教育を専攻していました。エコ青年隊には、損保ジャパン環境財団が行っている「CSOラーニング制度」の奨学生であったことがきっかけで、入隊しました。エコ隊では、主に、環境教育の活動に参加していました。環境教育が専攻といっても、初心者同然で、この活動から得たものはたくさんありました。

 どちらかというと、生徒たちに何をしてあげることができたかということより、私自身にとって、吸収するものがいっぱいある勉強の場所でした。そして、何より、元気をたくさんもらいました。ただの学生として、学校教育に直接携わることが出来るのは、非常に貴重な体験で、その中でも、先生たちと関わりを持つことが出来たことは、学校を今までとは違う角度から見ることができる特別な体験でした。
 環境教育は、誰かにするものであると同時に、自分に対する教育であるということ、これが、わたしの行き着いた考えです。生きていると悩む場面に遭遇することは、幾度となくあるのは当たり前です。そんなとき、私は環境教育のことを考えます。「自ら問題を発見し、解決する。」直面した問題にはとことん向き合って、自分の答えを探せばよいのです。自分で出した答えは、結果がどうであっても、絶対だと思います。環境教育の中には、学校や勉強の域を超えた学びが広がっていると実感しました。社会に出る前の貴重な1年間に、このような体験ができてよかったです。もっとやりたかったというのが、今の気持ちです。それから、まだまだ学生生活の先が長い方、時間をいっぱい使ってあげてください。時間は過ぎてしまうと短く感じるものです。自分で時間の使い方を決められるのは、そうそうあることではありません。少しでもエコ隊に関心を持たれた方、どうぞ気軽に足を運んでみてください。「環境!!」と、がっちがちにならなくても、だいじょうぶです。まずは、楽しんでみてください。
岸香織
環境教育担当
東京学芸大学大学院


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エコ隊隊長奮闘記
 私がE-CO青年隊の活動を通して学んだことはたくさんある。なかでも、ここでは「アウトプットすること」「仕事を振り分けること」について、自分自身の経験をもとに書いてみたい。
 「何かやりたい!だけど、なにをしていいかわからない」と常日頃感じていた私が、E-CO青年隊の活動において自分自身の思いをはじめて実現させることはできたのは2002年8月の「水俣合宿」だった。2001年の11月に北九州で開かれた会議にE-CO青年隊代表として参加した際に、水俣からの参加者の方々にお会いし、山と水と海が隣り合わせにある水俣の自然環境や、水俣市の環境政策、市民運動の話を聞いて心を惹かれたのがきっかけだった。その場で、「よし、水俣に行こう!」と決意したのだった。
 「水俣エコツアー」(後に「水俣合宿」に変更)をE-CO青年隊のみんなに新企画として提案したのは2002年2月末。しかし、こうした企画をすること自体がはじめてだった私は、北九州で出会った水俣病センター相思社の小里さんから頂いた企画提案のメールをただ転送し、ひたすら「参加者募集」「企画者募集」をかけている状態だった。
 3月末のある日、損保ジャパンの粟田さんから強烈なメールを頂いた。「・・・で?」。悔しかった。「自分が水俣で何をしたいのか。そのために今、何をしなければならないのか。」私はそれを伝えることすらできていなかったのだ。「自分の思いをアウトプットすることなしには「企画」はできない!」ということを痛感した瞬間だった。
 自分の考えをみんなに示してはじめて、それに賛同する仲間をえることができ、「交通手段」、「宿泊先」、「勉強会」、などといった役割分担をすることができた。6、7月という直前の時期ではあったが、みんなで協力することで、企画が一気にカタチになっていった。一人で多くを抱え込んでしまう傾向にあった私は、ここで「役割を振り分けること」の重要性をあらためて実感したのであった。
 こうしてみんなと協力し合って自分の思いを実現できたときの達成感は計り知れないものであった。この「水俣合宿」における経験は、その後の私の活動に大きく影響を与えている。なかでも、2003年8月に行なわれた「環境提言大会」の企画・運営は象徴的である。「何をやりたいのか」をみんなで意見を出し合い、みんなで役割分担することで、効率よく進めることができた。また、個人的なことではあるが、みんなの協力のおかげもあって、9月に控えていた大学院入試の勉強ともうまく両立できた。時間が限られている分を集中力で補い、双方とも大成功をおさめることができたため、約1年前の「水俣合宿」以上の達成感を味わうことができた。
 「何かやりたい!でもどうしたらいいかわからない」と思っていろいろな団体の活動を「覗き見」していた大学1年生のころからは想像もつかないようなことが、今、ここでできている。自分自身の進歩をはっきりと実感できるE-CO青年隊。これからもより多くの人がこの思いを味わってほしいと願うと同時に、今後も一隊員として積極的に関わっていきたい。
藤谷岳
E-CO青年隊隊長
一橋大学


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あの頃とは違うとはっきり言える今の自分
 私がE-CO青年隊の活動で一番印象に残っているのは、何と言っても第1回アジアユース環境フォーラムだ。このフォーラムはアジアの草の根活動を行う若者の環境問題解決のためのネットワークを作ろうという目的で、2003年10月に北九州で一週間行われ、アジア6カ国の方が参加した。このフォーラムに参加するまで、外国人の方と話すこともプレゼンテーションを行うこともないに等しかった私にとっては初めてづくしのことばかりだった。
 活動紹介プレゼンテーションでは、今まで生きてきた中で一番緊張してしまい、始めは手足が震えてしまうほどだった。また、日本語でも自分の考えを伝えることが苦手な上にここでの公用語が「英語」ということで、自分の言いたいことを伝えられない、相手の反応を理解できないという非常にもどかしく悔しい思いをした。
 そんな最初の日々を受け、恥ずかしがったり、おどおどなんてしてられない! と痛感させられ、身振り手振りや絵を描いたりなど思いつくあらゆる手段を使ってコミュニケーションを図った。最良の策かどうかはわからないが、最大の努力を講じた。宿舎にピアノとギターがあったので、少し弾いているとインドネシア人のBrotoが来て、「一緒に弾こう!」と言ってきた。
2人で弾いているとみんな集まってきた。私はあまり洋楽を知らないのでビートルズやカーペンターズしか弾けなかったが、「TOP OF THE WORLD」や「LET IT BE 」を弾いたときにはみんなが歌ってくれて、英語でのコミュニケーションに苦戦していた私にとって音楽でコミュニケーションが取れたことは、本当に嬉しかった。
 5日目には「持続可能な開発のための世界パートナーシップ会議」に参加し、その中のユースアピールという時間に今回のフォーラムについての発表を行った。一人ずつコメントを回していき、いよいよ自分の番に。だが、また緊張してしまい、途中で言いたいことを忘れてしまった。しかし、隣のマレーシア人のNathrahが次の言葉を囁いてくれて何とか次のBrotoに繋ぐことができた。もう心臓が張り裂けてしまうかと思った!!こんな山あり谷ありの日々だったが、私にとってはかけがえのないものとなり、自分の意思を伝える難しさ・大切さを学んだ。
 E-CO青年隊に入るまでは常に参加者として受身だった自分。企画を練るなんてほど遠いものだと思っていた自分。そして、あの頃とは違うとはっきり言える今の自分。今後も一隊員としてE-CO青年隊にますます関わっていきたい。
小田原 啓太
E-CO青年隊
工学院大学


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